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リフォーム成功のポイント!通風・換気を考えてみる【前編】

「我が家もそろそろリフォームしたいなぁ・・・」と思っていても、いざとなると何をしていいのか分からない。そんな方々のために、設計・プランナーの立場からリフォーム後のお客様の声を交えて、リフォームを成功させるためのポイントをご紹介します。

前回の「リフォーム成功のポイント!自然の光を採り入れてみる」では採光についてご紹介しましたが、お住まいを快適で心地よい空間にするための、もう一つの大切な要素である“通風”と“換気”についてご紹介します。

通風・換気を心がける

“通風”とは、窓などを開けて風を通すことで、気流による涼感を得ることです。そして“換気”とは、室内の空気を外部の新鮮な空気と入れ替えることです。

高気密・高断熱の住宅では隙間風が入らないため、室内と室外の空気が自然に入れ替わることはほとんどありません。そのため、室内の空気環境をより良く保つためには計画的な換気が必要になります。

窓まわりを含めたリフォームをする場合、快適な空気環境を保つためには、どのようなポイントを押さえておけばよいのでしょうか? 風が通る住まいにするためには、ただ単に窓を大きく取ればよいという訳ではないようです。

① 風の流れを考慮して窓を配置する

南側に大きな窓を配置した場合、対面または対角線上の北側に小窓を配置するようにします。風の入口と出口を意識するようにしましょう。

② 窓の位置を検討する時には、家具の位置も考慮する

空気の流れを妨げるような、大きな家具の配置には特に気を付けましょう。また、通風・換気を意識するあまり、窓を多く配置しすぎては、家具を置くための壁が足りなくなってしまうケースもありますのでご注意ください。

③ 1つの部屋だけはなく、家全体で風の流れを考える

窓を2つ以上作ることが出来ない部屋や納戸など、どうしても空気がこもってしまうお部屋は、湿気が溜まりカビが発生しやすい部屋になってしまいます。

そのため、各部屋を繋ぐ扉にアンダーカットを入れたり、引戸で仕切ったりするなど、隙間をつくって空気が通るようにすることも対策になります。

④ 建物の形状、向き、周辺の状況など、立地条件に合わせて計画する

一般的には、隣地との距離は極端に狭くならないようにして風の通り道を作ります。隣地との間を取れない場合には、トップライト(天窓)で空気の出口を作るのも有効な換気方法になります。

また、軒を深くしたり庇を活用することにより、少々の雨であれば窓を開けて通風が可能になり、夏の強い日差しには日よけにもなります。自然の力を上手に利用することにより、エアコンに頼らない生活を送ることも可能です。

後編に続きます

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